未来の料理人

 

今後料理人はどうなっていくでしょうか?

 

今も昔も変わらず、料理一筋って人はたくさんいますし、これからもいなくなることはないでしょうが、今の情報化社会において、私が思うのは、料理人は2つのパターンにわかれるような気がします。

 

どういう事かというと、

一つは、先ほども言った、料理一筋で、料理だけを追い求める人

そして、もう一つが、新しい料理の分野を作っていく人です

具体的にどうとかはわかんないですが、それができるのは、今の若い世代(20代前半)あたりかなーと思います。

 

おそらく、料理人と情報化社会(ネット)の融合とでもいうか、

ネットが普及したといっても、まだまだ、料理人はその分野は苦手です。

 

当たり前だし、私も料理人だからわかるのですが、

現役料理人、正社員フルタイムで働いてて、インターネットでブログだったり、情報発信できる料理人はかなり少ないと思います。

 

なぜなら、時間がないから。言い訳に聞こえるかもしれませんが、料理人は料理が嫌いでやっている人はまずいません。

できれば、プライベートも料理のことを考えるのが好きなのです。

 

中途半端な料理人や、アルバイト感覚だったり、半日だけしか働いてないっていうなら、ネット社会に入って両立していくことはできますが、

 

実際、今からいう同じ条件で、みんなと同じことをやるのは、かなり難しいです。

 

では、言います。

 

条件1.料理が好きで1日中料理のことを考えていられる

条件2.拘束(職場で働いている)時間が、24時間のうち、最低16時間。

条件3.休みは月に4~6日

条件4.家族がいる

条件5.給料は人並み以下

条件5.すでに料理人として最低でも5年の経験がある(ガッツリ集中して)、つまり、基礎はもちろんできていて、現段階では、調理場の中でかなり上の立場である。

 

この条件で、一日最低2時間、パソコンの前に座って、集中して仕事はできますか?

 

普通の人はできません。しかし、私は思います。自分に厳しい料理人ならできると。

それを、まず私が実現します。

 

なので、このように情報発信をし続けるのです。

 

ただし、私の世代(30代)がぎりぎりではないでしょうか?

ファミコン世代と言われ、パソコンが学校に導入された時代。

 

この世代より上になると、ほぼ対応できなくなりますし、やろうと思っても膨大な時間を必要とします。

 

だからこそ今の若い世代が、今後の料理界の情報発信者となるような気がします。

(なぜなら、今私たちが頑張って覚えているパソコンの知識をすでに持っていて、なんなくこなせるから。)

 

そして、いままでは、料理人ではなく、メディアやマネージャーとかほかの分野の人が、代役で料理人のことを情報発信していたのが、料理人本人がする時代になってきてると思いますし、そうなると、料理人同士が世界中でつながることになります。それもこれからなるであろう料理人のトップクラスの人たちが、、、。

 

なので、第3者を通してないので、よりリアルでわかりやすい料理界の情報が出回ることになるでしょう。

 

これが、未来の料理人革命だと私は思います。

 

小さな厨房の中だけにとどまらず、いつでもどこでも世界中の料理人と情報交換できる。しかもそれが料理人同士で。

おそらく10年後くらいでしょうが、そうなると飲食業界自体に革命がおこるでしょうね。

 

日本における、料理人の地位も格段に上がるのではないでしょうか?

 

今後が楽しみです。