前回に”拒否したら譲歩”という話をしました。
これには続きがあり、
その要求を、“呑んだとしても地獄、断っても地獄”
という、悪魔的な構造があるのです。
それは、、
ひとつ、例をあげましょう。
前回の”コントラストの原理”を使われ、
高価な絵画を勧められました。
*パターン1
それでも買わなかった場合、、
実は、あまり欲しくなかったものであっても
2回も断ったことに対して、罪悪感が残ります。
相手が譲歩してくれたのにもかかわらず、自分は何もしなかった、、
というマイナスの感情だけが残ります。(自分は全く悪いことをしていないのにもかかわらず)
*パターン2
高価な絵画を買ってしまったとします。
その後に、「なんであの時、買ってしまったんだろう」と後悔する。
という2つがあり、
さらに、、、、、
それ以降、その人は不信感を抱き、
この”拒否したら譲歩”という法則が、通用しなくなる、、、
と、思われがちですが
実はむしろその逆で
“拒否したら譲歩”の法則が通用しやすくなるのです。
ある違う実験で、
無償のボランティアをお願いしました。
参加した人たちの中で、
この”拒否したら譲歩”の法則を使った場合と、使わなかった場合の
2つのグループが、
もう一度、同じボランティアに参加する確率は、
“拒否したら譲歩”の法則を使われた対象者は、
9割近くも、また参加するという結果になったそうです
このように、とても奇妙なことに思えることも、
こちらの要求通りに、人々を同意させ、将来も志願するように仕向けることができるのです。
こんな法則を理解して、実行している人がいる。
ほとんどの人が、それを気付いていない。
恐ろしいですね、、、(-_-メ)
とは言っても、これから私たちが成功するためには
必須のテクニックです!
上手にマスターしてください。