コンフォートゾーンから見る変態の条件

あなたは、今までの人生で「変態」と言われたことはありますか?

「私はあります」

世の中にいるたくさんの変態

だれしも「変態」とまで行かなくても、「変人」「奇人」「おかしい人」くらいは言われたことあるかもしれません。

私は、変態とも変人とも呼ばれたことがあります。(なぜかはわかりません)

言葉のニュアンスが難しいですが、

  • 変態は、性的な意味も含めて変。あやしい感じ。
  • 変人は、頭のネジぶっ飛んでる、または奇人、常識はずれ。

みたいなニュアンスがあります。

例を挙げると、最近流行りの「全裸監督」。あの人は「変態」よりだと思います。

孫正義とか、スティーブ・ジョブズなど、世界変えちゃうレベルの人は「変人・奇人」よりかとも思います。

実際本人に会っていないのでわかりませんし、僕個人の解釈なので、なんとも言えません。

*以後はとりあえず「変人」で言葉を統一します。

そこまでいかなくても、「え、ダメでしょ」「やめた方がいいよ」とか、もっとやさしく「ちょっと変わっているね」「なんかそれ変だよ?」などは、人生で一度は言われたことがあると思います。

日本人でも、たぶんこれを読んでいる海外在住の人は「変なひと」は多いと思います。

籠の中の鳥

コンフォートゾーンというものがあります。居心地の良い範囲内というような意味です。

その周りに、チャレンジゾーンがあります。

居心地悪いけど、挑戦してみようかな、頑張ってみようかなと思う範囲です。

さらに、その周りにパニックゾーンがあります。

意味不明な領域で、他人から見たら、あきらかに「あのひとヤバい」と思うような領域です。

行動できない3つの理由

先ほど、海外在住者の日本人に「変人」が多いと言ったのは、これに当てはまるからです。

1:言葉がわからない、知らない、参照枠が無い、理解できない
2:いきなり難しいことに取り組んでいるためにうまくいかない
3:見本、手本、モデルが無いため、到達点が不明確で何をどうしていいのかわからない

少なくとも1つは当てはまると思います。3つ自信をもってYesと言えるひとは、たぶんすでに「変人」扱いされています。

行動できる3つの理由

単純に「行動できない3つの理由」を解決すればよいだけです。

1:言葉を覚える
2:いったんできるレベルまで戻る
3:見本を見つけて真似る

などで解決できます。

変態の条件

「変態・変人・奇人」と呼ばれる人は、行動できない理由の3つを気にせずやる人かと思います。

さらに、言うと、行動できない理由の1,2,3があっても行動できます。

1:言葉を知らなくても、知識が無く、わからなくても突き進みます。
2:いったんできるレベルまで戻るという考えはありません。
3:前代未聞なので見本はありません。

これはつまり、先ほどのゾーンでいうパニックゾーンです。

普通なら、思考停止で何をしていいのかわからないとなる領域が、当たり前の状態の人が「変態・変人」です。

似ていても当てはまらない人もいます。

それは、例えば、1㎞も走れなかった人が、頑張って10㎞、20㎞。そしてフルマラソンを走れるようになる。

すると、長距離を走るのが苦にならなくなってきます。

そして、ちょっとずつレベルアップして、タイムを縮めたり、ウルトラマラソン(100㎞)とかも挑戦する。

走らない人から見たら、十分変人ですけど、真の変態・変人になる人は、これができる人です。

たぶん、多くの変態・変人さんは、ここのブレイクスルーができないために、真の変態。変人として、世の中から隔離されることが無いのだと思います。

それは、全てを捨てられるかどうか

言葉通り、「全て」。家族もお金も、今までの実績も経験も、過去も未来も、家も国も、自分の人生、命でさえ捨てられるかどうか?

こういう人は、切り替えが早すぎます。

 

行動できない人に対して「人に迷惑かけちゃだめだよ」という言葉を聞くことがあると思います。

でも、そのように教えるのは違うのかもしれません。

なぜなら、人は生まれた時から、常にだれかに迷惑かけているんだから。人に迷惑かけたり、失敗するのは当たり前なんです。

そんな考え方もあります。

変態・変人は真逆です。そんな生易しい考えなんて、微塵もありません。

そんなことを考えると、僕は「普通の変態・変人」でいいかなと思う今日このごろです。