シドニー飲食店コロナ日記です。
前回の話で売上前年対比30%ダウンで、保証がもらえないだのどうだの話はなんとか大丈夫そうです。
大丈夫というのは、2つの意味で、
一つ目は、
まずそもそも前年売上より30%以上ダウンの売り上げになりそう(残念ながら)
そして、2つ目は、
前年対比ではなく、コロナでロックダウンした時点での3~4月がすでにありえないくらい落ち込んでいるので、その売上高から判断されて保証が出る様子。
、、、
ということで、
なぜこうも情報があちこち飛びかって混乱を招くのかというと、
そもそも規則を作っている政府ですら、過去にない事例なので、
発行する書面も“あいまい”に表現しているのです。
それにより経営陣の私達含め、会計士ですら認識が変わってくるのです。
さて、それはさておき、
7月前半の売り上げは好調でした。
思ったよりも周りの店もリオープンしているところも多くなく、
感覚的には6~7割がお店を再開しています。(パブ・バーも含め)
しかし、客の戻りは50%もありません。
必然的に客数も売上も良いとは言えません。
でも営業することで、固定費や経費含めスタッフのお給料も出すことができ、
ほんの少しだけ利益が出るかでないか
とう状況でお店を回すだけでも、『経済の循環』という意味では成功しているのではないかと思います。
ただ、それはそうと、
メルボルン・ビクトリア州では、再度ロックダウンが始まり、大変な状況です。
コロナの感染者も少し増えました。
そしてついに7月2週目あたりに、シドニーのNSW州も一度に20人ほどの感染者がでました。
それに伴い、緩和されてきた規制が、少し厳しくなってきたのです。
そしてお客さんの数も一気に減りました。
それが3週目の今です。
相変わらず、コロナに振り回されています。
でもこのコロナのわがままにはしばらく付き合わされそうですね。
これから、また少しずつアフターコロナの飲食店対策として、
色々策を練っていたのですが、ちゃんと実現されるかどうか、、、
まだまだ気は抜けません。
ちなみに、私の店はコロナ前と全く同じメニュー・オペレーションに戻す予定はありません。
全く別モノに変わるわけではないですが、
少しずつ段階的に、良い部分だけをピックアップして、強化していこうと思っています。
でもこれが上手くいくかいかないかは、わかりません。