人を観察する順番として、
最初に相手の全体的な雰囲気、持ち物を観察した後に、
“顔の表情”に意識をしてください。
まず、簡単にわかるのが“口元”です。
言葉を発していなくても、口を見るだけで、その人の思っていることがわかります。
最初に口の周りの筋肉が、どの程度緊張しているかを確認してください。
・あなたの話をどう思っているのか?
・印象良く見られているのかどうか?
本当に相手の話に興味があって、面白いと思っているときには、
口が軽く開き、歯が少し見え隠れしている状態です。
人はリラックスした状態ならば口元は固く閉じてはいないです。
逆に、話に飽きていたり、興味がない場合、緊張したり、不安を感じているときなど、
マイナスの感情のときは口元はギュッと閉じています。
相手を拒否しているサインです。
さらに、そのようなマイナス感情がピークになると唇が内側に入っていきます。
上か下の唇どちらか、または両方隠すこともあります。
さらにさらに、腕を組んだり、目をつぶったりしたボディーランゲージが加われば、完全に拒否られています。
こうなる前に、気づいたら、相手に話をさせるか、話題を変えるのが良いでしょう(^^)。
次に口元の次にわかりやすいのが笑顔です。
人の表情は、
怒り、悲しみ、軽蔑、幸せ、恐怖、驚き、嫌悪
の7つあります。
ほとんどマイナス感情からきてますよね、、、(+o+)
プラスは幸せだけ
でも、幸せを表す笑顔の状態にも3パターンあります。
1:真実の笑い
2:作り笑い
3:軽蔑の笑い
1つしか幸せを表す笑顔はありません、、、
これを見分けられるようになりましょう!
まず、本当に幸せだと思っているときの笑顔は細目になって、目尻にしわがよります。
わざと目じりにしわを寄せようとしても心からの笑顔でなければ無理です。
実際に試してみてください。
そして、頬の筋肉が持ち上がり、唇の端と目じりが自然と近づきます。
これに対し、“作り笑い”は、頬の筋肉はあがるけど、目じりにしわは寄りません。
筋肉まで動かすことはできません。
「目は口ほどにものをいう」ってことわざは本当ですね。
また、作り笑いよりも本当の笑顔の方が持続時間も長いです。
ただ、ちょっと注意したいのが、幸せの笑顔でも、同じ状態が4秒以上続くと作り笑いになるとも言われています。
最後に“軽蔑の笑い”。
相手をだまそうとしたり、嘘ついたり、何か企んでいるときの表情です。
特徴は、
片方だけにしわが寄ったり、
口が片方だけあがったり、
片目だけ笑っていたり、
左右の表情が非対称になります。
顔だけじゃなく、体も非対称に動きがちになります。
しかし、笑うことはいいことです。作り笑いでも決して悪いことではないです。職場や付き合いでは物事をスムーズに進めるためには、たとえ作り笑いでも笑顔は必要ですね。 ただ、軽蔑の笑顔はやめましょう\(◎o◎)/!。
あと、世の中の人間すべてがこれにあてはまらないので注意してください。
長くなりましたが、最後に体の動きの観察です。
興味があるときは、前のめりになります。うなづいたり、笑ったり、縦に動くことが多くなります。
興味ありそうな言葉を発していても、興味がないときや、飽きてきたときなどは、椅子の背にもたれて座ったり、猫背になります。
人はやる気がないと肩が下がるので、最初に肩のライン(高さ)を見ておくとよいかもしれません。
あと、腕を組んだり、指でなにか遊び始めたり、左右に体が傾いているときも、興味や、やる気のない証拠です。
ただし、体が傾くとき、 興味があるときは相手に近づくよう 興味がない時は、相手から離れるように体を崩します。
また、首をかしげるのは、相手があなたの機嫌をとっているしぐさです。
かしげていた首をまっすぐにした場合、相手は何かに混乱していたり、聞きたいことがある証拠です。
どうでしたか?
これらを知っていて、わざとやることによって、自分の意識や感情を変える働きがあります、
さらに、相手に与える印象もコントロールできます。
これで、趣味は人間観察です!って言えますね^^