経営者はよく「数字は裏切らない」と言います。
私の元上司(社長)もよく言っていました。
そんなことは当たり前で、エクセルの表計算で、計算式などが間違っていない限り、
こちらが入力ミスをしない限り、裏切られることはまずありません。
なぜなら、間違わないからです。
AIも発達してきているので、数字は裏切らないという言葉通り、
もっと機械や自動処理など、人間以外に頼ることは多くなっていくでしょう。
しかし、
私はふと思うことがあります。
なんだか、数字ばかりに目が行っている人は、
サッカーで言う「ボールは友達」レベルのことをいっているような感じで、
数字ばかりに気にしていると、もちろん数字には裏切られることはありませんが、目の前の従業員に裏切られる可能性があります。
人間は機械のようにうまくできていません(笑)
だから、正確でない代わりに、たまに裏切られることもあるでしょう。
それはしょうがないかもしれません。
でもその反対に、奇跡的なものすごい結果を生み出すこともあるかもしれません。
それは、数字だけを見て判断している機械には、まだまだできない芸当だと思います。
お互いバランスをとって、数字だけに頼らず、自分の判断だけにも頼らず、スタッフだけにも頼らず、良い塩梅で進めていけたらいいですね。
まあ、それがうまくできれば苦労はしないんですが、、、。