
初めてのアメリカ生活、そしてアメリカでビジネスを立ち上げるために必要なことをお伝えします。
でもまずはその前に「アメリカで生活する」と決めた経緯をお話しようと思います。
人生初めてのアメリカ
私が初めてアメリカの地に足をつけたのは2022年2月です。
そのころは半分観光気分で、住むところも用意されていて、しかも高級住宅地の一角だったのでとてもキレイな場所でした。
周りはセレブの行きそうなお店も多く、初めて行ったスーパーマーケットは、『Whole foods』という高級食料品店でした。
オーガニックも多く取り揃えてあるので、
「これがアメリカの普通の生活なんだ!」
と感動したのを覚えています。
しかし、少しずつ時間が経つにつれ、これはアメリカの当たり前の生活ではなく、ごく一部の裕福層達の生活だったと知ることになります。
2月のロサンゼルス生活は3週間ほどで終え、そのあとはアメリカとオーストラリアと日本を飛び回ることになります。
2月の視察時に、これからアメリカに長期で滞在することがほぼ決まっていたので、ビザ申請の手続きなどで弁護士に会ったりもしました。
当初はロサンゼルスのサンタモニカという観光地でも有名な海沿いの近くでお店を出す予定でしたが、急遽ダウンタウンのリトル東京という場所でお店が売りに出され、見に行ったところ、そちらの物件の方がビジネス的に良いということでそちらのお店で始めることに決まりました。
さて、アメリカのビザを取るためには日本のアメリカ領事館で面接をしなければなりません。
私はオーストラリアは永住権を持っていますが、日本国籍なので日本のアメリカ領事館(または大使館)で申請することになります。
ビザの申請について何も知識がなかった私は「そんなアメリカのビザを取るために、わざわざ日本に帰って面接?」と思っていました。
あとあと聞くと、アメリカのビザは簡単に取れないらしく、しかし私は周りの人の大きな助けがあって、結構すんなりビザをとれました。*ビザの手続きを始めて1か月で取れました。
アメリカ領事館での面接
「『面接』があるよ!」と言われたので、会社の採用面接みたいに椅子に座って数人の面接官の前で色々話すのかなと思っていました。
事前に(弁護士を通して)予約をしておいて、その時間前に領事館に行きます。(私は大阪の領事館に行きました)
そして館内に入る時は手荷物チェックを厳重にされます。
持って行っていいのは、ビザ申請に必要な書類・携帯電話・財布だけです。
場所は日本ですが、アメリカ領事館なので“英語で面接”と聞いていましたが、私の場合はオーストラリアに住んでいたというのもあって、そんなに英語に抵抗はありません。
いざ面接!
2階で手続きを済ませ、次は3階へ。ガラス越しで座ることもなく立ってそのまま面接に突入です。面接官はアメリカ人でした。最初は英語で話していましたが、実は日本語も流暢にしゃべる人だったので、途中日本語でも質問や回答をしていました。しかし隣の面接官は全く日本語が話せない人らしく終始英語で話をしていました。
質問内容は、ビザを申請するにあたってその本人がちゃんとビザのことについて知っているかどうかについての内容が主です。
具体的には、私は会社に雇われてビザを出してもらうことになるので、
「アメリカのどこにある会社なのか?」
「どのような会社なのか?」
「何を提供しているのか?」
「あなたはどんな役職で行くのか?」
などなど、聞かれます。
面接官によっては、もっと意地悪に細かく聞かれることもあるみたいですが、私は簡単な質問だけで大丈夫でした。
ビザを無事ゲット!
そして、その場でパスポートをアメリカ領事館に預けたあと、パスポートにアメリカ入国可能なVisaのシールが貼られ1~2週間後郵送で実家に送られてくるのです。
「今どきパスポート預けて、郵送って、、、」
なんて思いましたが、中にはパスポートがなかなか帰ってこないケースもあるらしく、
「そうなったら、アメリカどころかオーストラリアも行けなくなるよな」と不安になったのを覚えています。
、、、とその前に言い忘れましたが、
この時期はコロナ真っただ中で、日本に着いたら、1週間隔離生活をさせられたのが辛かったです。
(話は戻り)その後、無事パスポートは届いて、すぐにオーストラリア経由でアメリカに行くことになります。
オーストラリアでは、滞在できる日数が少なかったので、友人やお世話になった人への挨拶もほどほどに(会える人もいたけど会えない人はメールなどで済ませた)アメリカに行きます。
ビザの種類は?
前回アメリカに行ったときはESTA(エスタ)という旅行用の90日有効なビザで滞在していましたが、今回からは長期滞在できるビザです。
*実は最初ESTAを知らずに出発直前に申請して間に合ったという経緯があり(汗)
私のビザは5年間有効のはずですが、入国した時にスタンプを押され、2年以内に一度出国しなければならないと告げられました。(なぜかはわからないけど、そういうシステムらしい)
ちなみに私は【E2ビザ】という名前らしいです。カテゴリーを調べてみると『投資家・駐在員』とありました。
あとで知りましたが、アメリカにはビザの種類はAからVあたりまであり、アルファベットの頭文字で様々なビザの種類を分けているみたいです。*スポーツ選手や芸能人はPビザみたいです。
さて、着いてからが怒涛の毎日でメチャクチャ忙しい日がはじまります。
続く、、、