飲食店コロナショック&ロックダウン日記 Vol.1

Corona(コロナパンデミック)Week1

この新型コロナウイルスの影響は全世界に及び影響を与えています。

私の住む町はロックダウンになりました。

飲食店において営業ができないのです。お客様は店内で食事をすることができません。

私のお店は高級和食店、席数は最大80、従業員の数は総勢30名近く。

今回のコロナショックにより、すべてのアルバイトを一時解雇にしました。

残ったのは社員の4名のみ。

ロックダウンが始まり、飲食店として何ができるのかというと、お持ち帰り(テイクアウト)とデリバリーのみ。

ファインダイニングとしての立ち位置である当店は、どうしようもないくらいの大打撃です。

いくら考えても良い案が見つかりませんでしたが、とりあえず、やれることはやろうと思います。

もうひとつ付け加えると、当店は地元のお客さんも大切にしているのですが、

観光地のど真ん中です。

周りは外国人客がたくさんです。

よくイベントもあり、そのたびに多くの人が押し寄せます。

ある意味、そのイベントのおかげで売り上げがたっていた部分もあります。

その中でのコロナショック。

ちょうど私がお店の統括責任者として任されたのも2020年の3月。

コロナウイルスが猛威をふるっているまさにその時です。

私の店は観光地であり、中国系のお客さんも多いのですが、まさに、一気にコロナに持っていかれたのです。

さて、そのコロナによるロックダウンの告知が日曜日でした。

その日のうちに、緊急連絡をすべてのスタッフにして、月曜日から決まっていたシフトをすべて取り消し。

月曜日は営業をやめて、緊急ミーティングをすることになりました。

まず実行したのは、社員以外のアルバイトの就労を一時停止。

お店の営業も停止しようと考えましたが、家賃もあるため、とりあえず持ち帰り(テイクアウト)だけでも継続する方向で決定しました。

そして次は、予約してくれていたお客様への報告。

レストラン内で食事ができないため、キャンセルの電話を一人一人にしました。

3カ月先も見通しがわからないため、すべての予約客に連絡をしました。

その後は、持ち帰りメニューの考案、持ち帰り専用Webサイトの作成。

基本的には、お店に残っている食材をベースに持ち帰りメニューを考えました。

ロックダウンという想定をしていなかったため、食材の在庫がかなりありました。

まずは、冷凍することもできない食材を今週中には無くそうと考えました。

また、今まで働いてくれたスタッフたちを集め(本当は集まるのは良くないのですが)最後のお疲れ会をしました。

食材を使う、お酒も蓋が空いているものは飲んでしまおうということでお疲れ会で飲み、確実に使わない食材なども、最後にスタッフに持ち帰ってもらうことにしました。

皆明日から職が無いので、食材の争奪戦でした。

また、その時にこれまで働いた分の給料を全て支払い、解散しました。

これがロックダウンを宣告され、2日以内の出来事です。

その後、残った社員で何をするのかを考えます。

まずはテイクアウトメニューを作る。

そして、それを既存のお客様に報告する。

また、棚卸をして何が在庫としてあるのかを把握しました。

また、余計な経費・費用はかけてはいけないため、

掃除の業者など、こまごまとした作業を代行してくれている会社に連絡をして、業務の停止をお願いしました。

そして、店内のガス・電気代なども節約するため、冷蔵庫などは必要最低限稼働し、残りはコンセントから抜きました。

この週は過去最低売上で、もちろん持ち帰りのオーダーもほとんどなく準備だけに追われていました。

急遽持ち帰りの看板を外に出しましたが、あまり効果はありませんでした。

以上がロックダウンが始まった週の出来事です。

それなりに店の規模が大きいため、まず対応に時間がかかり過ぎました。

もう少し小さい個人店は、その週末から持ち帰り専用料理を開発し、売上を出していた飲食店もありました。

ただ、私のお店は80席もあるため、普通に持ち帰りをしただけでは、今までの売上を達成できるわけでもなく、

政府からの援助や、家賃の交渉をするほかに考えはありませんでした。

ちなみに家賃交渉はコロナ以前からしていましたが、今回の件でさらに要求を強くしましたが、ちゃんとした返事は返ってきません。

これからどうしようか、、、

まだまだ考えること、やることは山積みです。